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喫煙者の歯は汚い

始めて見る人でも、口や歯の色を見るだけで、タバコを吸っているかどうか見分けることが出来ます。
喫煙者の独特な唇や歯や歯茎は独特な色をしており、おせじにも綺麗とは言い難いものです。

実はタバコが歯や歯茎に与える影響は意外と深刻なものです。
「芸能人は歯が命」というように、歯が白くて、ピンク色の歯茎はそれだけで清潔感があり、好感度も上がります。

しかしヘビースモーカーの歯はヤニで黄ばみ、歯肉も黒ずんでいる方が多いです。
これはタバコに含まれるニコチンが血管を収縮させる作用があり、血流障害を引き起こすことが原因として考えられます。

また一酸化炭素が血液の酸素運搬能力を低下させ、栄養や酸素が行き届かなくなる恐れもあります。
タバコによってメラニンが色素沈着することも考えられるでしょう。

実に喫煙者の98%が歯や歯肉に着色があることが調査で分かっています。
なお喫煙者でなくても、受動喫煙によって、歯肉着色が認められたケースもありますから、喫煙者と同じ空間で生活している人も注意しなければなりません。

また喫煙者は歯周病になりやすいと言われ、非喫煙者に比べて、実に2倍から9倍もの発症率があるようです。
歯周病は歯肉に炎症を引き起こし、口臭の原因になったり、歯周スポットを形成して、歯の動揺も引き起こします。

歯を支える土台が崩れてしまうので、歯が抜けやすくなります。
たまに高齢の方でも綺麗な歯を保っておられる方がいますが、間違いなくタバコは吸っていません。

なお今現在タバコを吸っているからといって、あきらめる必要はありません。
禁煙をすれば、歯周病になるリスクはおよそ半分まで減少します。

禁煙をしてしばらくすると、歯や歯茎の色も元に戻り、歯磨きをきちんとすれば、歯に付いたヤニも綺麗に落ちてきます。
毎日鏡を見て、きれいになった歯や歯茎を眺めることで禁煙の励みにもなることでしょう。